縁談やお見合いの注意点や依頼をする場合のマナーって?結婚平均年齢と結婚適齢期

冠婚葬祭

見合い結婚の割合は全体の一割以下で、十年前に比べると半減していますが、恋愛結婚でも、結婚前に見合いを経験したことのある人は多いものです。

また、結婚相談所ではカジュアルなパーティー形式を取り入れるところが増えています。

縁談や見合いの注意点や依頼をする場合の知っておくべきマナーについてご紹介したいと同時に、結婚平均年齢と適齢期についてお話しします。

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自分の考えを固めてから縁談の依頼は誰にする?

縁談を依頼しようと思ったら、まずは自分自身の結婚観をはっきりさせておくことが大切です。

どのような結婚生活や相手を望んでいるのか、また時期的に問題はないのかをしっかり考えておきましょう。

漠然と依頼すると、いざ実際に縁談が持ち込まれた時に悩んでしまいがちですし、そのために、相手の方やお世話いただく方に迷惑がかかることがあります。

 

信頼でき理解し合える人に

縁談を誰にお願いするかは、慎重に検討しましょう。たとえば職業的に世話をしている人に依頼すると、無責任に数だけこなそうとしたり、自分の好みや考えを押し付けたりとこちらの気持ちを考えてもらえないこともあります。

世話人としてふさわしいのは

・社会的に信用がある人
・つきあいの広い人
・他人の立場に立って公平に物事を判断できる人

さらに、若い人の考えを理解できる人なら最適です。縁談を頼む側と頼まれる側が信頼関係にあり、理解し合えることも大切な条件です。

また、社会的に地位のかなり高い人や、義理のある人は、本人の意思が伝えにくかったり、意にそぐわない時に断りづらかったりするので避けた方が無難です。

 

複数に頼む場合はひと言断る

依頼したい相手はまず打診してみて、引き受けてもらえるなら書類を揃えて日を改めて出向きます。

また、縁談は複数の人に同時に依頼した方が、チャンスが多くなりますが、この場合、ほかの人にもお願いしている旨をひと言断るのがマナーです。

 

正式には世話人への打診は手紙で

依頼する時にはいきなり履歴書を持って行ったりせす、まず世話をしてくれるかどうかの打診をします。

この時、親しい間柄なら電話でそれとなく聞いても構いませんが、目上の人などの場合、依頼状を書いて都合を聞くのが正式なやり方です。

引き受けても良いとの返事が来たら、必要な書類をそろえ、後日改めて訪問します。

 

依頼は本人が直接出向く

縁談は、本人が直接会ってあいさつし、依頼するのが原則です。

親まかせでは真剣さが疑われると同時に、本人の希望が伝わりにくくなります。親や知人が同行する場合も、本人の日から自分の意志をはっきり伝えることが大切です。

 

訪間の際は、履歴書、身上書、家族書、写真を用意し、菓子折などの手土産を持参します。

服装はあまり形式ばる必要はありませんが、ワンピースやスーツなど多少あらたまった装いがよいでしょう。

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結婚の条件を明確に伝える

訪間のいちばんの目的は、自分の結婚に対する考えを理解してもらうことです。

ですから、いい人であればどなたでも」という漠然とした言い方をしたり、あれこれ条件をつけすぎたりせず、両親と同居してくれる人」結婚後も仕事を続けさせてくれる人」など、これだけはという要点をしぼって、明確に伝えましょう。

離婚歴の有無、子どもの有無、頻繁にある転動、持病があるなど、マイナスになりそうな自分の事情もあらかじめ伝えておきます。立場を理解して、ふさわしい人を選ぼうとはからっ

てくれるでしょうし、あとあとのトラブルも防げます。

遠方の場合は自筆の手紙で

遠方でどうしても直接伺えない場合は、手紙で縁談をお願いします。

その際は必ず自筆で、なぜ伺えず、手紙でお願いしなければならなかったのかの理由を書き、同時におりをみて、菓子折などの品を送り、あいさつにかえさせてもらうのがよいでしょう。

引き受けてもよいとの返事があったら、後日あらためて必要な書類を送ります。

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こんな場合はどうすればいい?再婚

これまでのことを隠さずに伝える!

再婚の場合は、前に結婚していた期間と、離婚の原因についてくわしく伝えておくこと。

また、子どもの有無とその親権や養育についても、隠さず話しましょう。

生別の場合は、離婚の原因になったことがほかに影響を及ぼしていないかを伝え、同じことを繰り返す危惧はないことなどを理解してもらいましょう。

 

こんな場合は?結婚相談所

自分の条件に合うところを!

結婚相談所は、縁談を依頼する人が身の回りにいなかったり、個人の世話になるのを面倒と感じたりする人のためのものですが、最近ではカジュアルなパーティー形式が増え出会いを求めて気軽に利用する人が多くなってきました。

また会員数が多いため、個人に依頼するよりもさまざまな人と知り合えるチャンスがあるのも、相談所の魅力の一つです。

結婚相談所には公立と私立があります。

公立は書類審査が厳しいぶん信頼性があるのですが、その地域に居住もしくは在勤者に限るなどの枠があります。

反面、入会者の職業などは幅広く、いろいろな人と知り合える機会があります。

私立は企業がバックになっているところや、医師専門のもの、中高年のためのものなどさまざまなところがあります。こういうところを利用するときは、まず入会資格やバンフレットを見て、その相談所にどのような会員が多く登録しているかをつかみましょう。入会金や会費、見合し手数料、成婚料なども、見きわめるときの参考になります。自分の求めるタイプの人がたくさん登録していそうなところを見つけるのが、うまくいくコツです。

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公立にしても私立にしても、ここと決めて入会したら、たびたび相談所を訪ねて、紹介を求めるとよいでしょう。

黙って待つよりも、カウンセラーと何度も話をしたほうが、自分の求める結婚相手像が伝わりやすくなります。

結婚平均年齢と適齢期

厚生労働省の人口動態統計によると、平成7年の平均結婚年齢は男性28.5歳、女性26.3歳。

男女とも10年前より1歳程度高くなっています。東京だけを取ってみると、男性29.6歳、女性27.3歳とさらに高年齢になっています。

この晩婚化傾向は、男女ともにさまざまなライフスタイルが選択できるようになったためと考えられています。

いわゆる適齢期に振り回されず、本当に「結婚したい」と思った時にけっこんするというのが、現代での自然の選択と言えるでしょう。

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