お見合いの場所別のメリットとデメリット!お見合いの進め方と日時や場所の決め方についてご紹介します。
まずその前に、
縁談をすすめられたときには、次の3点について自分の気持ちを確かめましょう。
縁談を持ち込まれたら
第一に、いま結婚する意志があり、条件も整っているかどうか。仕事や家族などの問題で、少なくともこの1年ぐらいは結婚する気がない、もしくはできないという状態なら、いくら良い話でも断るべきです。
第二に、ほかに結婚したいと思っている人がいないか。好きな人がいるなら、その人と具体的に結婚の話が持ち上がっていないとしても、縁談は断るのがマナーです。
第三に、縁談を進めてくれる人に他意はないか。職業的な仲人で、利益になるからとすすめているのではないか、検討してみましょう。こうして、初めから断ることにした場合は、書類は見ずに直ぐにお返しします。
書類で不明な点は世話人に確かめる
結婚する意志があり、良い縁談だと思ったら、書類を預かって検討します。その場で「目を通して」と言われたら一応は見ますが、即答は避け「家の者と相談のうえ、お返事します」と持ち帰りましょう。
そして、縁談の相手の条件が自分の将来の生活プランと合っているか、客観的に判断することです。仕事や住むところなど、今後の生活に大きな影響を与えそうな点を確かめます。
また、履歴書や身上書からでは、判断がつかず、気になることがあれば世話人に尋ね、両親の家の近くに住みたいというようなこちら側の条件も先方に伝えてもらいます。
基本的な希望が合ったら直接会う手筈を整えてもらいます。
こちらの書類と写真を揃えて、手土産として菓子折り程度を用意し、本人が直接世話人を訪ねましょう。
会わないなら1週間以内に書類を返す
結婚相手として条件が合わないと思ったら、書類を預かってから1週間以内に返して断ります。生活条件が合わない時は、その旨をはっきりと伝えた方が良いでしょう。なんとなく気が乗らない場合は、「先方の条件が良すぎて」などと相手を持ち上げて断ります。
今回の縁談は断っても、今後良い話があれば引き続きお願いしたいときは、本人が手土産などを持って直接断りの挨拶に出向いた方が良いでしょう。お礼とともに、再度自分の希望条件などを伝えます。
お見合いの場所別メリットとデメリット
ホテルのロビー
メリット
見合いの定番で、気軽に利用できる。中庭が見えるなど、眺めのいいところがおすすめ。
デメリット
人の出入りがはげしいため、落ち着かないと感じる人も。
世話人や当事者の自宅
メリット
アットホームな雰囲気があり、他人の目もないので打ち解けやすい。
デメリット
ダラダラと時間が長 くなりがち。1時間ほど話したあとは、ふたりで外に出るという方法も
喫茶店
メリット
カジュアルな雰囲気なので緊張することもなく、親しみやすい。
デメリット
重々しさに欠ける。ゆっくりできる落ち着いた雰囲気の店を選ぶのがポイント。
レストラン
メリット
一緒に食事をすることで相手に近づいた気持ちになれる。
デメリット
テーブルマナーを気にして緊張することも。気軽な雰囲気の店を選んで。
料亭
メリット
落ち着ける雰囲気で、料理やもてなしも満足がいく。
デメリット
格式があるところだとかたくなることも。箸づかいの上手下手なども目立つ。
料亭などの座敷での見合いなら、女性は正座しやすいようにロングスカー トなどで!
コンサート会場や劇場
メリット
趣味が一致していたら、一緒にコンサートに行ったり、芝居を見る方法も。話がはずむ。
デメリット
舞台に気をとられて相手を観察する機会を逃してしまいがち。
縁談が重なった!こんな場合は?
短期間で見合いし1人に絞る!
縁談がいくつも重なったら、書類から判断してあってみたい人を2~3人にしぼり、短期間に続けてお見合いをします。その後、交際する人を1人に絞りましょう。
この時。世話人が親しい人の場合はざっくばらんに話して相談に乗ってもらっても良いのですが、一般にはほかの縁談については伏せておくのが無難です。
お見合いの費用とお礼
お見合いに掛かる費用は、基本的に両家で折半するのが原則です。
レストランでの食事代などはとりあえず世話人に立て替えてもらい、後で半額ずつ本人たちが支払うようにします。
二人だけでお茶を飲んだりした時も折半するのが一番です。
世話人の家で見合いをした場合は、お礼と一緒に、食事などの実費に見合う程度の商品券などを持参します。
世話人によっては受け取らないこともありますが、その時は後日、相当の金額や手土産を持参すると良いでしょう。
全て世話人がセッティング
見合いをすることに決まったら、大抵は世話人が日程と場所のセッティングをします。
正式には暦の吉日の午前中を選ぶことになっていますが、最近では、休日の昼食時や休日の前日の夕食時を選ぶのが一般的です。
場所は、静かで落ち着いた場所を選べばよいのですが、あまり静かすぎるとかえって緊張してしまうこともあります。
双方の自宅から行きやすく、わかりやすいこと。予約ができ、長時間いても気をつかわないですむところが選ぶポイントです。
緊張をほぐすために下見を!
見合いの準備といっても、本人が特に用意するものはありません。
すべて世話人にまかせ、当日までゆったりと過ごしましょう。とはいえ、初めての人に会うのは緊張するものです。
特に失敗したくない見合いの場合は、事前に場所を下見しておくのもよいでしょう。また、身上書に書いてある相手の趣味などについて、簡単に下調べをしておくと、当日話題に困らずにすみます。
なお、土日の昼食時から午後にかけて、シティーホテルのティーラウンジに出かけると、たいてい何組かの見合い風景を目にすることができます。
気になるなら、当事者の服装や態度など、観察してみるのもよいかもしれません。
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