こんにちは。私も昔サラリーマンしていた「perokun」です。
一度は脱サラして起業してみたいと思ったことはありませんか?
サラリーマンで一生を終えるのも良し、脱サラして起業するのも人生。
今回は、そんな脱サラを思い切れるか?また失敗しないように考えておきたい考え方についてお話しします。
脱サラのタネ銭。5割は自前で貯金しておこう
一口に脱サラといっても業種が多く、一概に資金はいくら必要と割り出せるものではありません。
店を出すということに絞ると、どんな小さな規模でも1000万円は必要です。
店舗の内外装費は店の種類にもよりますが、坪(3.3平方メートル)あたり35万円から45万円はかかります。
さらに商品の仕入れ資金、開業宣伝費、借り店舗ならば保証金も必要です。
これを合わせると10坪ほどの店でも1000万円という計算になります。
(※もちろん都道府県・地域により変動します)
仮に1000万円として準備に必要なタネ銭は3割の300万円。
普通は、5割の500万円は見ておかなければなりません。
残りは「借金」する度胸が大切。
しかし、タネ銭がなければ脱サラはできません。
脱サラを思いたった時点で、キチンとした貯蓄目標を定め、苦しくても実行する強い意思がなければ、最初からあきらめる方がよいでしょう。
目標に向かって
月5万預金すると、年間60万円
ボーナスを年2回合わせて60万円加えると、1年間で120万円になります。
4年間で480万円プラス利息分が手もとに残るから、何とかタネ銭を確保することができることになります。
脱サラ、借金は苦にしない!意味があるものにしろ
「脱サラ開業は全額自己資金で・・・」
という経営コンサルタントもいるけれども、必ずしも自己資金100%にこだわることはありません。
「借金も財産のうち」というコトワザもあるように、余裕をもって返済できる金なら借りた方がよいのです。
というのは、ひとつは税金対策があります。
金利は経費とみなされますから
税金にとられる分で利息の約半分は返せます。
また物価上昇で、お金の価値は年々下落傾向をたどるのが普通だから、借金しても数年たてば、苦痛はグンと小さくなります。
借金があると「返さなければ」ということで、商売に真剣になるというメリットもあげられるでしょう。
夢のマイホーム高い土地・安い土地
近年は地価が高騰し切って、東京23区内では
サラリーマンでは、敷地30坪のミニ開発の一戸建てすら手に入れることはできなくなりました。
脱サラするのであれば尚更マイホームは夢となりかねません。
それでもなんとかマイホームが欲しいという人は、多摩地区か、郊外の埼玉、千葉、神奈川県などへ行けば、まだ努力次第で人手できるかも・・・。
ちなみに、東京駅を中心とした
40~45キロ圏で1平方メートル当たりの地価は平均9万4400円。
45~50キロ圏で同8万9700円。
50~60キロ圏で同8万4200円。
(※この土地価格は変動します)
60キロ圏でやっとなんとかなりそうですが、それでもネコの額のような100平方メートルの土地に80~90平方メートルの家を建てると、約2000万円も必要です。
そのうえ都心まで通勤するとなると、2時間はかかるのですから、なにをかいわんやです。
なんともわびしい話ですが、ついでに・・・
日本全国の住宅地で、一番地価の高いところといいますと、ここ数年おなじみの、銀座・・・。東京都千代田区三番町などです。
気の遠くなるような価格の高さなので庶民にはまったく縁のない話です。
高すぎて金額も忘れました(汗;
逆に一番安い土地(都道府県所在地)はどこでしょうか。
京都市西京区大原野外畑町そのひとつ。
1平方メートル230円。
ここは花の寺で知られる勝持寺がある純農村です。
もうひとつは、奈良市佐川町字西ヶ峯で、国鉄奈良駅からバスで約20分のところにあります。同560円だそうです。
(※この土地価格は変動します)
この両地とも、人里離れた奥地と思うかも知れませんが、決してそうではありません。
それでは古部に会社を見つける、脱サラして事業を立ち上げるなどして引越しますか。