こんにちは。「perokun」です。
6月に入り、梅雨入りの予想も発表されましたね。
雨が降る前は関節痛や肩こり、めまいなど、何となく体調が悪いというち人もいるのでは?
今回は、梅雨時の体調管理として自律神経を整える方法をお話しします。
梅雨時の体調不良(天気病)
実は天気の変化でおこる「天気病」を3人に1人が経験しているといわれ、
①天気が悪くなるのが分かる
②乗り物酔いをしやすい
③日々ストレスを感じやすい
・・・のうち、1つでも当てはまる人は天気痛を持っている、もしくはなりやすい傾向といえます。
原因は内耳(鼓膜の奥にある三半規管など)と気圧のバランスの乱れです。
内耳は視界と連動して体のバランスをとる働きがあります。
内耳が気圧の変化を感知し「バランスが崩れた」と脳に伝えますが、気圧の変化は目に見えないため脳が混乱し、交感神経が興奮してさまざまな症状につながります。
「天気痛の予防」には
自律神経を整えるのがポイントです。
まず、朝日を浴びて朝食を食べ、昼と夜の食事時間もできるだけ同じになるように意識しましょう。
また、夜はぬるめのお風呂に入ったり、目や首にホットタオルを当てたりするのもおすすめです。
それでも、めまいや頭痛などの症状が出た場合は無理をせず、酔い止め薬を飲むのが効果的といわれています。
天気予報をチェックして、あらかじめ飲んでおくのもおすすめです。ただし、あまり安易に自己判断をせず、医療機関を受診してください。
雨の日でも気分よく、元気に過ごす準備をしておきましよう。
6月は梅の果実を楽しんで!
梅雨の真っただ中。
なんとなく憂鬱になる時季ですが、6月は1年で唯一、梅仕事ができる月ですから大切です。
梅仕事とは、香りがよい梅の熟し具合に合わせて、さまざまな保存食を作ることを言います。
例えば、梅の出始めは青く硬い実ですが、爽やかな香りがとても良いので、香りを楽しむための梅酒や梅ジュースを作ります。
実が少し熟して黄色くなったら、梅干しを作ります。
そして6月も下旬になると、さらに熟して黄色く柔らかくなり、甘い香りがするようになるので、梅ジャムを作るのです。
ちなみに我が家では、梅をらっきょ酢やシロップなどにつけたりしています。
これがしっかり浸かると、梅干しみたいに酸っぱくも辛くもなく、少し甘酸っぱい感じで美味しくいくらでも食べれるものとなるのです。
お試しあれ!
最近は季節感がなくなったといわれていますが、この梅仕事は自然が教えてくれる6月限定の楽しい仕事ですね。
梅の実の効果
さて、梅の木は3世紀後半に中国からもたらされたといわれていますが、梅の効用が知られるようになってから、梅干しなどに加工保存して食べるようになりました。
梅干しは昔から「三毒を断ち、その日の難を逃れる」といわれるほど、薬効の多い伝統的な健康食品です。
その効用として
一番に挙げられるのは疲労防止・回復効果があるクエン酸が多いこと。
次に今からの季節に大切な、抗菌作用があること。
そして(梅干しを想像しただけでも唾液が出ますが)唾液分泌促進効果からの食欲増進などです。
蒸し暑くて食欲が低下しがちな梅雨ですが、梅パワーで乗り切りましょう!