背中の脂肪を取り長年悩んだ肌荒れ・肩こり・便秘を解消した黒豆効能

健康・からだ




 

黒豆は、つまみで食するか、正月に食べるくらいしか機会がなかった「perokun」です。

知り合いの女性Iさんが黒豆のおしるこを飲んでたら、肌荒れ・肩こり・便秘が解消したしダイエットにも効果があると力説して勧めてくるので一応何がそんなに良いのか聞いてみました。

 

そのさんいわく、黒豆が背中の脂肪を取り長年悩んだ肌荒れ・肩こり・便秘を解消したということです。

ではその黒豆の効能についてお話しします。

 

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肌荒れに効いた食べ物「黒豆」

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私は職業がら水を使うことが多いせいか、手荒れで悩んでいました。

そんな私を見て、知人が黒豆は肌荒れにいいからとすすめてくれたのです。

一昨年の9月のことでした。

 

おかげで現在、手荒れはずいぶんよくなっています。

私がとった黒豆は、黒ゴマなどとまぜて粉末にしたものです。

 

これを普通の大きさのマグカップに入れて、お湯や牛乳でよく溶いて飲むのですが、おしるこのような甘味があり、おいしく飲めます。

毎朝、パンにコーヒーという朝食だった私は、コーヒーの代わりに前述の黒豆のおしるこを飲み、昼食と夕食は、それまでと同じように普通にたべるようにしました。

黒豆におしるこは満腹感とはいかないまでも、飲むと気分的に落ち着きます。

 

忙しくて昼食がとれないときなどに飲んだり、また、おやつ代わりに飲むこともありました。

ですから1日に最低でも1杯、多いときには3杯ほど黒豆おしるこを飲んでいたことになります。

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顔のむくみや便秘と冷え症、肩こりが楽に

さて、手荒れの改善にと思って飲み始めた黒豆のおしるこですが、そのほかにも思いがけない効果を得ることができました。

 

私は長年、便秘と冷え症、肩こりで悩んでおり、また、3年ほど前からは腎臓の機能も低下しているようだといわれていたのです。

便秘は高校生のころからで、4~5日に1度のお通じでした。

 

おなかが痛くなるようなことはないものの、常におなかが張って、気分的に晴々しません。

市販の下剤を使うこともたびたびで、そのため便秘と下痢の繰り返しでした。

便秘に続いて、20歳ごろから肩こりが始まりました。

いつも肩がコチコチに固く、疲れると頭痛がしてきます。

ひどいときは吐きけも伴い、胃液がのど元まで上がってくるのがわかるほどでした。

また、ふだんから血圧が低いせいか手足がとても冷えていました。

 

仕事中にお客様の肌に触れることがありますが、そんなときは「冷たい」といわれることもしばしばだったのです。

そして、腰痛のため通っていた治療院では、「腎臓の機能が弱っているのでは」、といわれました。

 

以前から腎臓のあたりの背中の部分に脂肪がついていましたが、ただ太っているだけだと思っていたのです。

しかし、治療院では、「腎臓を守るために脂肪がついた」といわれました。

さらに職場の同僚に「朝は顔がむくんでいる。尿の出が悪いんじゃない」ともいわれていました。

確かに鏡に写った私の顔は、寝起きのときとは違ったむくみがあったのです。

このような状態にあった私ですが、専門家の診察を受けたり、特別な治療をすることもなく過ごしていました。

 

ところが黒豆のおしるこを飲み始めて1週間もすると1~2日おきに便が出るようになったのです。さらに3カ月後、手足の冷えがなくなり、肩こりも楽になってきたのです。

また、腎臓の調子もよくなってきたのか、そのころから背中の脂肪も少しずつ取れてスッキリしてきました。

 

顔のむくみの程度も軽くなってきたようでした。

そして半年後には、脂肪もむくみもすっかりなくなったのです。

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黒豆のおしるこを飲み始めて、いろいろな効果を実感しました。

いまでは私自身はもちろん、田舎の両親にとっても黒豆おしるこはなくてはならないものになっています。

黒豆が肥満・肩こり、むくみ、冷えの改善効果あり

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黒豆には、幅広い有益な作用があることが知られています。

 

そのひとつが「潤腸通便(じゅんちょうつうべん)」という作用です。

これは、文字通り便を潤わせながら出すという意味です。

ですから、黒豆を常食していると、下剤のように無理に便を出すのでなく、自然なお通じがみられるようになります。

また黒豆は、漢方でいう気血(体のエネルギーと血液)の流れをよくし、新陳代謝を高めます。

そのため、肥満の改善・解消に役立ちますが、ほかにも有益な作用を持っています。

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漢方では、しびれや痛みを「痺証(ひしょう)」と呼びます。

「痺」は、「とどこおる」という意味を持ち、気血の停滞がしびれや痛みを招くことを示しています。

ですから、気血の流れを促す黒豆は、しびれや痛みの改善にも効果を発揮するのです。また、水分の流れを促し、むくみも取り去ります

 

つまり、黒豆には、利尿効果を通じてむくみをとる働きや、血行をよくし、体を元気づける働きもあります。

肩こり、むくみ、冷えなどが次々に改善されたのも、黒豆のこうした作用によるものでしょう。

黒豆は、更年期前後にホルモンのバランスをとり、体調を整えるためにも役立ちます。

健康法として、また、黒豆を活用した緩やかなダイエットとしても今後とも常食されるとよいでしょう。