高速道路の追い越しで危険な錯覚に注意!脳だけが眠る現象で事故続出

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こんばんは。「perokun」です。

高速道路で追い越し車線を走っていた乗用車が、中央分離帯に激突する事故がしばしば発生しています。

また、東名などの高速道路で、路肩に駐車中の車への追突事故が多々あります。

今回は、高速道路の追い越しで危険な錯覚に注意する脳だけが眠る現象についてお話しします。

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高速道路で起きる錯覚

ドライバーは「左側の走行車線を走っていた大型車を追い越そうとしたら、幅寄せされたため、あわててハンドルを右へ切ったのだ」と主張します。

ところが、大型車の運転者は「そんなことはしていない。勝手に向こうが接近しただけ」と言うのです。

どちらの言い分が正しいかといえば、多くの場合大型車のドライバーです。

日本ハイウェイセーフティ研究所は、その謎を解明しました。

運転者は走行中、前方の一点を見ていますが、これを注視点といいます。

この注視点を頂点とし、ボンネットの先に見える道路幅を底辺とする二等辺三角形の内側がドライバーの目の注意の行きとどく視界です。

ところが左前方に大型車が見えると、注視点がそちらへ引きつけられ三角形がゆがみます。

単調な運転を続け感覚が鈍磨(とんま)しているドライバーは、そこで無意識に三角形のゆがみを直そうとしてハンドルを左に切ってしまうのです。

大型車に急接近してはじめてわれに返り、こんどはあわてて右ヘハンドルを切り、中央分離帯へ激突です。

この事故も、多少なりとも運転者が覚低走行(脳が眠っている)に陥っているためと断定しています。

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高速道路の路肩に駐車中の車への追突事故はなんで?

東名などの高速道路で、路肩に駐車中の車への追突事故が多々あります。

特に夜間に多く、不思議なことに緊急停止のハザード(点滅灯)をつけているのに、わざわざ走行車線から吸い寄せられるようにそこへ突進していくのです。

追突したクルマの運転手は

わき見をしていて、気づいたときにはブレーキが間にあわなかった」と、証言するのが常です。

しかし、これはおかしいと気づいたのが日本ハイウェイセーフティ研究所でした。

というのも、ハザードを点灯していなかった路肩駐車の車では、追突されたというケースがほとんどなかったからです。

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脳だけが眠る覚低走行とは

点滅灯が地獄への案内人である原因は何でしょうか?

夜間、高速道路を走行するドライバーの脳波を調べたところ、3人に2人は眠っているのと同じ状態に陥っているというのです。

目は開き、ハンドルもアクセルもいちおう操作しているのですが、夜間道路の単調な視界に感覚が麻痺し、まともな判断ができなくなっていました。

これを「覚低走行」としています。

ハザードに吸い寄せられるのは、それを先行車の尾灯と錯覚するためです。

点滅していて、しかも接近していくと距離が縮まるのにまったく判断できないのです。

路肩駐車は禁止されていますが、故障などでやむを得ないときはハザードも尾灯も点灯せずクルマから離れる方が良いのかもしれません。

また一番良いのは、駐車中の車全体が浮かびあがるように懐中電灯やライトなどで照らすことです。

これは覚低走行の運転者の感覚を覚ますのに役立つこともわかっています。

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