黒豆は白髪・耳鳴りから肥満・リウマチ・糖尿病まで効く万能な食べ物

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こんにちは!「perokun」です。

黒豆といえば、私たち日本人にとって、お正月に食べる食品としてなじみ深いものです。

しかし黒豆には、お正月だけしか食べないのがもったいないほど、数多くの薬効があります。

今回紹介するのは、黒豆は白髪・耳鳴りから肥満・リウマチ・糖尿病まで効く家庭の万能薬です。

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黒豆は大豆より薬効が豊富

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黒豆は畑の肉と呼ばれる大豆の一種ですから、良質たんぱくやビタミンB群・E、カルシウムなど豊富な栄養素を含み、しかも低脂肪です。

漢方では、大豆に利尿作用や解毒作用、消化器の働きを助ける作用などがあると知られています。

実は、これらの働きは、黒豆は大豆にまさるともおとらないのです。

さらに、薬膳の基本理論である「五行説」では、黒い食品は五臓六腑(ごぞうろっぷ)のうちの腎(じん)や膀眺(ぼうこう)の働きを高めるとされています。

ここでいう「腎」は、西洋医学でいう腎臓だけでなく、生殖器系、内分泌系、中枢神経系など、たいへん重要な器官をさします。

漢方では、私たちの生きる基本的なエネルギーを宿す器官が「腎」とされているのです。

黒豆には、そうした重要な部分を強化する働きがあるというわけです。

腎は、髪、骨、耳などの働きもつかさどります

ですから、白髪や脱毛、骨や関節の痛み、耳鳴りや難聴などがある人も、日ごろの食生活に黒豆を積極的にとり入れて腎を元気づければ、症状の改善役立ちます。

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こうした黒豆の働きは、古くから知られてきました。

中国の有名な薬学書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』などの文献には、黒豆のおもな薬効について以下のように記されています。

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血を活かす

血液の流れを順調にするということです。

血液が滞って流れが悪いことを、漢方では「唹血(おけつ)」と呼びます。

生理不順や不妊なども療血と関係があるといわれています。

黒豆には、療血を取り去る作用があります。

水を利す

体の水分代謝(新旧の水分の入れ替わり)を促し、尿の出をよくして、むくみなどの解消に役立つということです。

リウマチをはじめとする関節の痛み、難聴などの耳の症状も、体の余分な水分が引き起こす症状の一つです。

関節に余分な水分がたまると、冷えて動きが悪くなり、痛みを引き起こすのです。

日ごろ、黒豆を習慣づけて食べていると、こうした症状の改善に役立ちます。

ほかに「二便を利す」、つまり尿と便の出をよくすると記されている文献も多く、黒豆は便秘の解消にも効果的なことがわかります。

風を去る

風邪など、湿けや寒けによって起こる症状を治すということです。

毒を解く

文字どおり解毒作用をさし、黒豆は食中毒の予防や、薬の副作用の軽減などに役立つとされています。この意味で、黒豆は解毒作用をつかさどる肝臓の負担も軽くします。

水、食品、空気のいずれもが汚染されている現代、体を守って肝臓をいたわるためにも、黒豆が大いに役立ってくれます。

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大豆のサポニンが利尿作用・便秘解消でダイエットに有効

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黒豆の効用の一部は、科学的にも解明されてきています。

いまのところ、最も明らかにされているのが、黒豆は豊富に含まれる大豆サポニンの働きです。

大豆サポニンには、老化や動脈硬化の原因となる過酸化脂質(かさんかししつ)の出現を防ぐ働きや、体内での脂肪の合成・吸収を抑える働きのあることがわかっています。

ことに、後者の働きは、利尿作用や便秘解消で体の代謝がスムーズになることと合わせて、黒豆がダイエットに役立つことを示しています。

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健康的で効果的にやせるには、「食べない」のではなく、体に有益な食品をとり入れ、代謝を促すことが重要です。低カロリーで栄養豊富な黒豆は、この点でもたいへんダイエット向きといえます。

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このほか、大豆に関する最近の研究として、糖尿病に有効なことが確認されています。

薬のように劇的な効果ではないにしても、日ごろ習慣的に黒豆を食べると、糖尿病の改善に効果を発揮すると考えられます。

黒豆の利用法にはいろいろありますが、中でも習慣的にとりやすく、消化もよくて効果的なのが、黒豆を砕いてスープにする方法です。

多彩な効用を持つ黒豆を、黒豆スープなどで、積極的に摂取するようにしましょう。

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黒豆の栄養がまるごと摂取できる「黒豆の健康スープ」

黒豆の調理法としては、炒り豆や者豆にしたり、おかゆに入れるなどの方法が一般的です。

これらの方法で召し上がるのもよいのですが、ここでは、たいへん手軽に作れて、しかも黒豆が効率よくとれる「黒豆スープ」をご紹介しましょう。

黒豆を砕いて黒ゴマなどと合わせて作るスープなので、消化がよく、黒ゴマの作用も加わってより効果的です。

黒砂糖などで甘味を加えれば健康的なおやつになり、お子さんにも喜ばれるでしょう。

二種類の作り方がありますから、作りやすいほうを選んでお試しください。

黒豆の健康スープの材料

<一回分>

・黒豆 50g(黒豆は豆の専門店や米店、自然食品店などで入手できます)

・炒り黒ゴマ 5g

・お湯 200ml

・好みで黒砂糖かはちみつ適量

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黒豆の健康スープの作り方

<粉砕器がある場合の作り方>

粉砕器(ミルサーなど)やコーヒー用ミルを使う作り方です。

この場合、黒豆はまとめて炒って粉にし、保存しておくと便利です。

1.黒豆はゴミ、ホコリを除いてフライパンに入れ、木じゃくしなどでゆっくりまぜなから中火で炒ります。

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黒い皮がはじけて中の白い部分が茶褐色に変わり、香ばしい香りがしてくるまで炒ってください(すでに炒ってある黒豆が、自然食品店などで入手できる場合もあります)。

2.炒った黒豆を粉砕器やミルで粉状にします。

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できたものは密閉容器に入れ、湿気の少ない冷暗所で保存しましょう。

3.飲むときは、大きめのカップに、2.を大さじ山盛り2杯程度と炒り黒ゴマをすって入れ、好みの量の黒砂糖かはちみつを加えます。

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4.お湯をそそいでよくまぜます。

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最初に、少しお湯を入れて練るようにまぜ、そのあと残りを加えてのばすとまぜやすいでしょう。お湯の代わりに、温めた牛乳を使ってもけっこうです。

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<粉砕器がない場合の作り方>

ミルサーなどがなくてもできる作り方です。

1.黒豆を水洗いし、作る前日に豆の量の5倍くらいの水に漬けておきます。

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2.黒豆を取り出してすり鉢ですりつぶしてから、漬け汁に戻します。

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3.2.を鍋に入れて中火にかけ、やわらかくなるまで煮ます。

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(砕いてあるので、普通、煮立ってから5~6分でやわらかくなります)

4.すった炒り黒ゴマを加えます。

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しょうゆ味にしたり、甘味が好きな人は黒砂糖かはちみつを加えたりしてください。

なお、一回分ずつパックされ、お湯や牛乳に溶かすだけで飲める市販の黒豆スープもあります。

粉状になっており、すでに黒ゴマなども加えられているので、忙しくて手作りできない場合には便利です。

こういう製品を利用するのもよいでしょう。